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教育資金について考えてみたり

 先日読んだ「年収200万円からの貯金生活宣言」が面白かったので、↑ の本を借りて読んでみました。
 我が家の場合も例に漏れず漠然と教育費用を用意しなければなあ・・・と思っていた(特に私が)ので、色々と気づくことができて、参考になりました。1年後くらいに、また借りてきて読んでみようかな・・・。たぶん、意識に留まる部分が変化しそう。
 子どものために家を買ったり、予算を切り詰めたりし過ぎることは、我が家の場合ないと思うんだけど、なんて言うのか、「子どもの将来のため」という漠然とした状態でお金を工面し、使わせる、親が使うことのデメリットを認識できたのは収穫。もちろん、お金はないよりもあったほうが絶対に良いので、借金以外の方法で何とか調達や工面をしたい。
 娘とお金の話ができる頃、我が家の家計状況がどうなっているのかはわからないけれど、家計規模と娘に支出する金銭規模との見合いができる家庭&家計状態でありたいもんです。

 どの章も面白く読めたんですけど、

◆親の犠牲が子どもの幸せではない P54~
◆金銭感覚のまっとうな子に育てるために P73~
◆「買う・買わない」のルールを明確に P81~
 この段落は特に面白かったので、引用したい。
 私は、もう少し我慢のレベルを下げてもいいと考えています。
 というのも、我慢をさせすぎて、「贅沢は絶対に許さない」という生活を送らせていると、子どもは我慢を覚えるよりも、逆にモノに執着してしまう可能性があるからです。
 もしくは、子ども時代の鬱屈の反動から、大人になって極端な浪費家になってしまったというケースも、実際に目にしました。
 ですから、やはり我慢のさせすぎは良くないのです。重要なのは、「全部買わない」ではなく「買う・買わない」のメリハリをつけることです。

 ・・・このメリハリをどうつけるか、そこが悩ましい。
◆「貯蓄困難期」は貯蓄できなくていい P157~
  我が家はどっぷり「貯蓄困難期」に突入。保育料金は3歳未満児だから高額だし、私も時短制度を活用しているので、本給がガッツリ減額されている。どーりで復帰してから、毎月カツカツな訳だ・・・。
◆雑誌の「節約名人」のマネはしない P171~
  できそうもないので、しようと思ったことはないけれど、読んでいて納得の章でした。笑
◆親のおこづかいは絶対カットしてはいけない! P182~
  我が家はお互いの給与を一つのお財布に収めて、家計全体を回しているので、自由裁量で使えるお金はおこづかいになります。で、その額をどれくらいにするのが良いのか・・・がなかなか悩ましいところ。原資は限れているしね。ランチ代、被服費、化粧品代等々は家計費でみちゃうのと、田舎暮らしで、交際費が激減(飲んでないから・・・笑)したので。でも、自由になるお金がないと、何のために働いているのかわからなくなっちゃうよねえ。
Commented by miyuki at 2013-06-02 19:54 x
偶然にも、数週間前に読みました。
子供が多くてもなんとかなる!子供のために親が我慢をすることは、子供の自立を促すのを妨げる、というかんじだったかな。
あまり我慢していない親中心の我が家的には、気持ちが楽になる本でした(笑)
教育資金はある程度は必要と思いますが、そして塾等の教育費がかからない今は貯め時とも思いますが、
今はそれ以上に、体験が子供の血となり肉となり、そして親と一緒に子供が豊かな時間を過す時と思って、将来は「なんとかなるさ」ってかんじかな、我が家は。
Commented by maman at 2013-06-04 03:40 x
きゃ、、今まとめ読みしてます~~。

うちは、教育(勉強系)には全くお金かけてませんが、習い事は結果的に親の楽しみにもなるから(大変だけど見返りも大きくて、自分自身いろんなことが学べるし、発表会などは本当に感動するし…等)、ある程度は腹を括ってる感じです。

子どもが欲しいというものは、(大体、普通に買えるものばかりなので)すぐになんでも買ってあげてしまうし、、、そのことに関しても「ま、いいか・・」というか。。こんなに甘くていいのかなーと思うこともあるけど、ま、いいや、、と。(笑)

節約名人とか、、もう別の星の人という感じだし、自分が欲しいものを我慢したりとかそういうこともできないので、いつも夫に「私、贅沢が大好きなの。私に逃げられたくなければ頑張ってね!」と耳元で唱えてます(ジョークですが。。ってジョークになってない??)。

うちもみゆきちゃんと同じで、なんとかなるさ、と思ってますが…
子どもにお金をかけない、というのは子ども自身の将来のことを考えたお金をかけない、という意味では賛成です♪ (将来なんてどうなるかわからないもの~~) 
Commented by umezuke at 2013-06-05 00:51
◆miyukiさん
 おおーっと奇遇ですね。
 子どもを優先し過ぎる生活のあり方に疑問を投げかけていましたね。子ども部屋は必ず確保するのに親の書斎がない・・・とか(まあ、子どもと違い、親の部屋は日中主に過ごす訳ではないから寝室になっちゃうのだろうけど)。
>今はそれ以上に、体験が子供の血となり肉となり、そして親と一緒に子供が豊かな時間を過す時
 確かに!特に子どもが学校に上がり、親よりも友達とのつきあいを優先するようになってきたら、今のような親子密着状態は終わりを迎える訳だし、「豊かな時間」を共有したいですね。
 あと将来は「何とかするしかない」っていうものある。笑
Commented by umezuke at 2013-06-05 01:02
◆mamanちゃん
 まとめ読みありがとう♪
 mamanちゃんのところは習い事に対して子ども達も意欲的だし、親もドンと構えてサポートしているようにblogの記事から受け取っています。(親がメインになっていない習い事とのつきあい方(距離感?)がいいと思う。)
 最近、子ども雑誌を読みながら、懸賞ページのおもちゃの写真を見ては、「このおもちゃが欲しいの」といっぱしのことを言うようになった娘。本気で欲しいとは思っていないのに、アピールするのよ。本気じゃないから、親もスルーするけど。(社交辞令というか、定例会見の冒頭挨拶みたい。笑)

 みんなで何とかしようwww
Commented by めでこ at 2013-06-06 20:21 x
どんなことが書いてあるのか、ちょっと読んでみたいわ。
でもさ、親は子どもに良い時間を過ごさせたいと思うし(現在だろうと未来だろうと)、それが親自身の望みだよね。
家族で過ごす体験も習い事も、親自身と子供を含めた家族みんなの将来のためでもあり、だからこそ楽しさや喜びもふくらんで、それが「現在の楽しみ」にもなっている。。
そういうあり方だったら何でも良いんじゃないかな。
よそのうちを知らないけど、つらい我慢をして子供のためにお金と時間をかけている親ってどれくらいいるものなのかしらね?
教育資金って…子どもの保険くらいしか考えてないわー。
なんとかなるというか、なんとかしなさいね、って思うかな…(子供に対して)
大学なら国公立を目指すとか、奨学金というテもないわけじゃないしね。
私立の大学まで親に行かせてもらうのを当たり前と思うなよ、と。。
私(や夫)がそのときになって、行かせたい!と思うような学校だったり状況だったらお金は工面するだろうけどさ。
Commented by maman at 2013-06-07 01:17 x
そうそう、まさにそう↓
>私立の大学まで親に行かせてもらうのを当たり前と思うなよ

うちも奨学金とれないなら大学はムリ。
(こっちは、アジア人は優秀で金銭的にも余裕のある家庭が多いから奨学金枠も少なくてほんとに大変なのに、運良く奨学金取れても年間100万くらいの授業料がかかるし、年間100万くらいの授業料だったら「わー!安い!ラッキーだね!」って感じになるんだから、異常だよね…)

学生ローン組んで大学行く子が多いけど大学卒業するころにはローンで借りたお金に4~6%の利息がついて平均2000万~3000万になるんだよね。それを一生かかって払っていくなんて。まるで家のローンじゃん!!って、、ほんとバカみたい。

スタンフォードとか出ても就職難民多いのが現実だしね~。

しかも家のローンなら、いろんな物が動くから(不動産屋、銀行、ブローカー、査定業者、修理屋、家具屋、引越し業者、、等・・・)経済も流れるけど、学生ローンなんて何も動かない…ってことを考えると、息子たちの時代は本当に何もかもが停滞して大変な時代になりそうですごく心配だわ~

ほんと、なんとかしないと(なんとかしてもらわないと)ねー。
Commented by umezuke at 2013-06-07 05:13
◆めでこはん
>(略)~それが「現在の楽しみ」にもなっている。。
この本で想定している家計改善対象者の場合、たぶん「楽しみ」になっていないのよ。
子どものために親の負担(犠牲)があるのはある程度やむを得ないとしても、その程度がどうなのか?親が親の人生を楽しめていますか?というところも問いかけているように受け取りました。

まあ、子どもへの資金の掛けどころ(まさに投資w)は家計それぞれなんだろうけど、将来の社会のありようがわからんだけに借金(奨学金なんかも)を背負せないで、社会人スタートを切らせたい、それだけかもね。私の場合。
Commented by umezuke at 2013-06-07 06:07
★mamanちゃん
日本でもよく報道されているのが、借金してまで弁護士資格を手に入れたのに、勤め口がないという問題。かたや医師は不足しているしね。

ところで、娘には将来のことを押し付けることはしたくないし、できれば、自分で考えて行動する力を得て欲しいと思ってる。だから、大学進学を希望するのなら、それを後押ししたいけど、何となく進学しないなあ、くらいの気持ちだったら、まるまるの援助はできないね、たぶん。
まあ、今は身体を作って欲しいから、毎日、元気があればいいよ。わはは。
Commented by medeco at 2013-06-09 20:45
>この本で想定している家計改善対象者の場合、たぶん「楽しみ」になっていないのよ。

そうそう、だからね、その想定がどうなのかな、って。
そういう親も、実はそれが(楽しみとは言わないまでも)「充実」だったりするんじゃないの、と思って。
親の勝手な充実が失望に変わるといろいろ大変だから、子供に期待をかけすぎないようにね、というメッセージならわかるけどね。

私の場合は、息子が奨学金を背負って大学に入ったら、状況によっては、後々その返済を協力してもいいと思うかも。
でも、「15歳までに私立高校へ行けるだけの資金を用意」とか「月に数万円以上をかけて塾に通わせられるだけの資金を用意」とか「18歳までに私立大学へ行ける資金を用意」しなくては、というのは、個人的な感覚として、違う、と思うかなあ。。

しかし、アメリカの大学進学は大変そうだね。
日本の、いまどきみーんな大学に行きます、でも行く目的は曖昧、勉強も大してしませんけど、でもって社会に出る前の「猶予期間」だったりします、っていう環境とは大きく違うのね~
Commented by umezuke at 2013-06-23 06:46
★medeco はん
 もうもう時間が経過し過ぎ・・・。
 ごめんなさいね。

>そうそう、だからね、その想定がどうなのかな、って。
そういう親も、実はそれが(楽しみとは言わないまでも)「充実」だったりするんじゃないの、と思って。

 またまた推計なのだけど、横山さんが担当した家計相談の顧客が「楽しめたり」「充実できていない」ことが多いことから、この前提が生まれたんじゃないかな。
 それで、気づきとして、この本を執筆されたのかも。

>しかし、アメリカの大学進学は大変そうだね。
 本当にねえ。でも、勉強に励む(励まざるを得ない?)環境が整っているのはある面では理想的かも。
 そもそも大学って何だろうね。笑
 日本の場合、「猶予期間」なのか「就活期間」なのかよくわからないな、最近の就活報道なんか目にすると。
 私は「猶予期間」になんか面白いことを子どもにはやってもらいたい。
 なんかちょっとワクワクするなあ。(もちろん、強制はしない)
 
Commented by めでこ at 2013-06-25 06:53 x
そういう家族は、実はこれがわが家の充実なんだ、子供のためではなく自分たちのためにやっているんだ、ってことに気づけば変わる気がする。
要は、「お金をかける」ことが悪いのではなく、その目的を(子供のためと)思い違いしていることが原因なんじゃないのかなってね。

(別記事、シビアな問題すぎて直接コメントできなかったけど、退位制度を作ればいいのに、って思うわ。生まれながらに職業と一生が決定されていて、なおかついつでもその動向に世間が注目し、責任を負わされ、こうやって批判される立場なんて、特殊すぎ。こっちも好きでやってんじゃねーよ、配偶者くらい好きに選ばせろよ、とも言えないしね。記事の通り、もはや公に尽くすことが当たり前の世の中じゃなく、自分たち自身はそれができない人たちが、かのかたがただけにはそれを求めて批判するんだよね)
Commented by umezuke at 2013-06-26 05:31
★medecoはん
>要は、「お金をかける」ことが悪いのではなく、その目的を(子供のためと)思い違いしていることが原因なんじゃないのかなってね。
 そうよね。
 今の私、娘用の服を買うときはどうしても自分のためのような気がする(笑)。違う違う・・・そう言う話ではなくって・・・。
 目的の思い違いもあるけれど、この本では、「子どものため」というお題目(聖域)で、家計の収支バランスが崩れないように注意喚起していたかな。お金のかけかた・・・というか。
 子どもが誕生したから、戸建てを持つ、クルマを持つ。すでに右肩上がりの経済状況ではないのだから、みんながみんなそういった生活スタイルを取ることはないんだよ、と。
Commented by umezuke at 2013-06-26 05:31

(別記事へのコメントもありがとう。今回の記事のことで、皇室と自分の距離感について意識できたと思っています。それにしても、言葉にするのは難しいねえ。ただ、皇室というシステム(?)が存在し、今後も継続するのだから、これからは動向を注視したいところ。退位制度がない場合、継承順位が優先される訳で、皇位継承された時に、その地位が人を変えること・・・ってこともあるかしらねえ。大正天皇のこともあるし、体制継承はそのまんまストレートにシンプルに行われる方が思惑の入り込む余地がないのかもな、とも思ったり) 
by umezuke | 2013-06-01 07:00 | 書籍 | Comments(13)

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