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あれやこれや

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 台風15号が過ぎ去った後の空。
 お昼頃に撮影したのに何となく暗いわね・・・。


 ところで、連休合間の限られた平日にも関わらず、ちみーちゃんにまつわる病院体験で不快感や無力感を募らせたので、そのことを記事にまとめてみたいと思います。本当はちみーちゃんの成長ぶりを書き出したいのだけど、そちらは保留しちゃいます。






***
 皮膚科でのできごと。
 ちみーちゃん、実は左側の頬に赤みがあります。
 月齢が低い頃から湿疹ができたり治ったりを繰り返していました。私達も気になりつつも湿疹が治るモノだから、保湿を気遣ったりしながら、様子を見てきました。
 ただ、離乳食を手づかみで食べ始めてから、顔中ご飯まみれになることも増え(当然だ。。)たからなのか原因は不明だけど、湿疹が悪化したので、先日、皮膚科を受診しました。
 受診した際の担当医師の態度があまりにも横柄で、私は顔や態度には出さないよう押さえましたが、かなり頭に血が上っていました。親に落ち度があったから悪化したのだけど、帰宅した梅吉さんに経過を連絡したところ、彼も強い不快感を抱いたようなので、医師の側にも問題があったのだと思います。

 タブレット端末を片手に現れた医師は、ちみーちゃんの頬を見るなり、「どうして、こんなになるまで(病院に)来なかったんですか?逆の頬にもポツポツとしたのがあるでしょう。これはすべて湿疹ですよ。このポツポツした時に治療しないと治るものも治りません。(同じようなことを2~3回繰り返すので略)。そのなれの果てがこれですよ。ここまで悪くなるときれいに治るとは言えません。跡が残るかもしれません。本人に掻き癖だってあるだろうから、中々治らないと思っていて下さい。1週間したら様子を見せて下さい。これからお薬の塗り方を教えますから。」と、言い残し、姿を消してしまった(私とやりとりはしていたけれど、割愛)。その後、看護師さんが現れ、医師に指示されたお薬をちみーちゃんの頬に塗ってくれた。「(ステロイドだろうと思いつつ)このお薬は何でしょうか?」と私が訪ねたところ、一瞬、ハッとした看護師さんが「赤ちゃんにも使える顔用のステロイド剤です」と回答してくれた。私も妊娠中に肌荒れを起こしたときに医師に処方されたステロイド剤を使用していたし、まずは湿疹を治すことが優先だと思っていたので、拒否反応はなかった。
 ・・・けど、本来は医師が説明すべきことだよな~と、脱力。
 薬の処方者の責任だろうよ・・・、と。
 他にもこの医師からは湿疹の原因についての推察や生活する上で留意すべき事項の提案もなく、ただ、ステロイド剤を塗っていれば治るでしょう・・・と放り出された感じだけが残った。

 だいたいちみーちゃんは今は、自分の顔をひっかかない。
 シーツが好きでシーツに向かって顔からダイブした結果、擦れることはあるけれど。
 親が「顔は掻きません」と伝えても、患部の状態だけから判断して、掻き癖が治療を困難にするという認識を変えない医師の姿勢にも不快感が残った。

 結局、診察台の上で、やや途方にくれた私と、病院に飽きたちみーちゃんが居心地を悪くしただけだった。


***
 その翌日の小児科でのこと
 前日の皮膚科での出来事はひとまず頭から放り出して、治療に専念。
 まずは湿疹を治さないとね。

 この日は風疹麻疹の予防接種を午後から予定していた。(30分~40分程度であれば、ちみーちゃんの好きな歌を歌ったりして気を引けば、愚図らずにドライブに付き合ってくれる。成長したねぇ。)
 元々予防接種は出産した総合病院で進めていたけれど、毎週月曜のみなので、祝日等が重なると処置してもらえない。7月、8月にHibの予防接種を受けた病院で、風疹麻疹もお願いすることに。人気の高い病院なので、混雑する病院内で1時間強待ち続けたかな。ちみーちゃんがこの病院のプレイコーナーを気に入っているので、待ち時間は負担にならずに済んだ。
 順番がまわり、診察室で医師とようやく対面したところ、医師が開口一番、「お母さん、ポリオがまだですね」と言う。そういえばHibの時にもポリオ接種を勧めた先生だったと思い出しつつ、「今年は助成もあって他の接種を優先していました。来春、ポリオを進めようと思っています」と回答したところ、「でもね。まだ、ポリオが受けられる期間だからね」と、医師。「今は2回接種、できない時期ですよね」と私。「そうだね。まずは1回受ければいい。2回目は来年でもいいから。今、風疹麻疹を接種しちゃうとポリオが1回もできなくなるからね。1歳を過ぎたから風疹麻疹を接種したいお母さんの気持ちもわかるけど。それでも接種しますか?」と医師。
 混雑した病院内で、赤ちゃんを抱えたお母さん達が診察を待っているのがわかっているだけに、ポリオのことでこれ以上この医師とやりとりするのはやめようと判断。「わかりました。夫と検討してみます。」と私。「そうだね。ご主人と相談してみてね。」と医師。
 台風15号が北海道にどんどん近づいていた午後、私の心にも強い風が吹き荒れていました。
 「何が何でも注射しろ」という気持ちで予防接種に挑みたくはなかったので、引き下がった形です。

 この医師はたぶん私がポリオを接種させたくないことを感じ取っていたのだと思う。
 そして、ポリオの接種率が下がっていることで、厚労省から何らかの通達が出ているのかもしれないな、と医師とやりとりしながら漠然と思っていた。

 今回、ポリオのことを不意打ちで持ち出されたので、筋の通った対応ができなかったけれど、今まで予防接種を受けてきた総合病院では、ビシッと対応する予定。
Commented by reita at 2011-09-26 23:55 x
お医者さんとのやりとり、ふむふむーと、拝読しました。

うちは重度のアトピーから育児が始まりましたが、ヒドイ医者にも会ったこともあります。私たちがこの辺では珍しい苗字だったので、我が家の家業(それとなく”自然育児”のお客様が多かったりする・・・)が、すぐにわかったらしく「余計なものは塗らないでください。ワセリンを塗れば直ります」と繰り返すだけで、ちゃんと患部を見ることも無かったし、私たちが日ごろどんなケアをしているかを聞きもしなかった。相方と二人、腹が立ってしかたなく、徒労感でいっぱいでした。

その後、今かかりつけのおじいちゃん先生に会って、アトピーもアレルギーも快方へ。初回の診察はなんと一時間でした。薬もステロイドを提案されたとき、きっぱりと「今まで私自身、何度もステロイドを処方されましたが、まともに薬について説明できた医者に会ったことがありません」と言って断ったのだけど、使用法を丁寧に教えてくれて、かつ、最初は三日に一度受診して薬の量を微妙にコントロールしてくれました。驚くほど腰が低く謙虚なおじいちゃんで、親が藁をもすがる思いで集めたネットの口コミにすら、論文をあたってくれたりして確認してくれました。
Commented by reita at 2011-09-26 23:55 x
(続き)

我々家族のおじいちゃん先生に対する信頼は絶大で、予防接種についても率直な意見をもらったうえで受けるものとそうでないものを決めたけど、そのとき、民間療法も標準治療の現代医学も、「信頼」というか、ちょっと「信仰」というか帰依できるかどうか、という点では同じなんだなと思った次第。

梅さまも、信頼できるお医者様に会えますように!本当に心からそう思います。
Commented by umezuke at 2011-09-29 13:52
◆reitaさん

 梅吉さんもreitaさんのコメントを読んで、深く頷いていました。
 私も読みながら再び考えはじめたところです。

 まずはおじいちゃん先生と出会えて良かったですね。
 かかりつけ先生と出会えるかどうかって言うのは、中々難しいことだと思っていたところだったので、苦労の末の出会いだったとは思いますが、羨ましいくらいです。
(私の事例での徒労感だって相当なもんだったので、reitaさん達の徒労感はどんなもんだったか・・・と推察すると、切ない気持ちになります)
 ただ、私も医師とどんな関係を築きたいのか・・・というのがぼんやりしていたことにも気づいたので、今後のスタンスに生かしていきたいところ。

 それにしても、よく「かかりつけ医」って簡単に言うけれど、そもそも病院に足を向けることがなければ、かかりつけ医もなんもあったもんじゃないよな~とも思ってます。そんなにみんな病院に行くわけ?とかね。
(最後はぼやきですw)
by umezuke | 2011-09-22 14:45 | 病気・予防接種 | Comments(3)

北の大地での素朴なくらし


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